英語のことわざ(Proverb)は、短くても深い意味があり、日常会話や映画・ドラマでもよく登場します。今回は「Better late than never.」という有名なことわざを通して、英文法のポイントを解説します。
1. Better late than never. の意味は?
直訳すると「遅れても、やらないよりマシ」。
つまり、「遅れてもやることに意味がある」「やらないよりは遅れてでもやったほうが良い」という意味です。
✔ 使い方の例
- “I finally submitted my homework.”
“Well, better late than never!”
(ようやく宿題を出したよ)
(まあ、遅れてもやらないよりはマシだね!)
2. 文法で分解してみよう
Better late than never は実は文の省略形です。
- フルバージョン:It is better to be late than never to arrive.
- →「遅れてでも到着する方が、決して到着しないよりマシだ」
✔ ポイント① 比較級(better)
- 「A is better than B」で「AはBより良い」
→ このパターンは日常でも使えます。
例:Coffee is better than tea.(コーヒーの方が紅茶より好き)
✔ ポイント② to不定詞の省略
- 「to be late」「to arrive」など、本来は動詞の前に「to」がついていますが、口語表現では省略されることもあります。
3. 類似表現もチェックしよう
- It’s never too late to start.
「始めるのに遅すぎることはない」
4. まとめ:今日のフレーズを使ってみよう
「Better late than never.」は、誰かが遅れてやってきたときや、ようやく何かを達成したときに、励ましや皮肉を込めて使える便利なフレーズです。
日常会話の中で自然に使えるよう、実際に声に出して練習してみましょう!
おまけ:今日の英作文チャレンジ
「この本を読むのに時間がかかったけど、読んでよかった。」
→ 英語でどう言う?
回答例:It took me a long time to read this book, but better late than never.
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